FILMING BASE 勉強会 vol.7|映画プロデュースの多様性について考える
映画作りには様々な形がある、ということを皆さんはご存知でしょうか?
「低コストで良質な作品を作り、効率的に制作費を回収する」というこれまでのドメスティックな映画制作の常識が、近年は徐々に「良いものを作るためにはまともな労働環境を整えなければならない」という方向に変化しつつあります。アジア作品の注目度が高まる中、海外との国際共同制作作品の数が増えるに連れて、その意識はより加速度的に高くなっています。しかし、長年「低予算・長時間労働」の環境下で努力してきた我々にとって、ドメスティックな常識を根底から覆すことは至難の業です。映画・映像制作に関わる我々若手世代は、これからどんな風に作品のプロデュースや制作環境の整備をしていったら良いのでしょうか。
第7回のFILMING BASE 勉強会では、アメリカで映画プロデュースを学び、マーティン・スコセッシ監督らの作品に携わったプロデューサー・三谷匠衡 氏をゲストにお呼びして、映画監督の亀山睦木と映像プロデューサーの中村好佑とともに「映画プロデュースの多様性」についてお話しします。また、勉強会の後半では、大手映画会社勤務や広告業界出身のプロデューサーの方々も交えてさらに多角的にプロデュースについて考える時間を設けられたらと考えております。
より良い作品作りのため、この機会にぜひ「映画プロデュースの多様性」について吸収していただけたらと思います。プロデューサーのかたは勿論、監督、俳優、マネージャー、現場スタッフなど、制作に関わるどなたでもご参加ください。
▼開催概要
勉強会日時:2024年1月27日(土)14:00〜18:00
場所:ABEMAタワー内 会議室(住所:東京都渋谷区宇田川町40-1)
料金:1,000円
定員:25名前後
募集締切:2024年1月21日(日)23:59
▼MC
・亀山睦木(映画監督)
・中村好佑(映像プロデューサー)
▼ゲスト講師
・三谷匠衡(みたにかねひら)氏
映画プロデューサー。1988年ウィーン出身。東京大学文学部卒業後に映画製作を志し渡米、ジョージ・ルーカスなど多くの著名人を輩出したUSC大学院映画学部プロデュース科にてMFA取得。マーティン・スコセッシ監督『沈黙-サイレンス-』、スカーレット・ヨハンソン主演『ゴースト・イン・ザ・シェル』、マイケル・マン監督による全編東京撮影のハリウッド・ドラマ『TOKYO VICE シーズン2』などのアメリカ映画・テレビシリーズの製作クルー、日本原作のハリウッド映画化の取り組みを経て、現在プロデューサーとして複数企画を鋭意開発中。自身の経験から映画をビジネス・製作面から語るポッドキャスト「下から目線のハリウッド」のMCを務め、Apple ポッドキャストランキング「映画・テレビ」部門では瞬間風速1位を獲得。2024年は「ミトコンドリア」を大事にしたい。
▼運営メンバー
・亀山睦木(映画監督)
・宮田雅史(俳優マネージャー)
・辻陽子(俳優マネージャー)
・中村好佑(映像プロデューサー)
・和田波望(映像プロデューサー)
▼勉強会の内容
【一部】
1)「プロデューサー」の役割とは
2)映画制作における、日本とアメリカの主な違いについて
3)海外ではどうやって「プロデューサー」や「映画監督」になるのか
4)これまでのプロデュースワーク論、これからのプロデュースワーク論
5)質疑応答
【二部】
1)日本の現状を変えていくには
→監督目線、大手映画会社目線、広告会社目線も交えてクロストーク
2)参加者の方も交えて、質疑応答やディスカッション
▼注意事項
*開始時間を過ぎてからのご参加はできるだけお控えください。
*質疑応答やディスカッションの際、固有名詞はなるべく言及されないようにお気を付けください。
*会の途中で気分が悪くなられた場合は、速やかにスタッフにお声がけください。
*勉強会会場での飲食はご遠慮願います。水筒やペットボトルなど蓋付きの飲料のみ持ち込み可とさせていただきます。
*会場では極力マスクの着用をお願いいたします。
*新型コロナウイルス感染時に重篤化する可能性の高い高齢者や持病のある方は、ご参加について慎重な検討をお願いいたします。
【下記事項に該当する方のご参加はご遠慮ください】
・新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある方
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる場合がある方
・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、
地域等への渡航ならびに当該在住者との濃厚接触がある方
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